はじめに
少し前まで、私は純水器は不要だと思っていました。
純水洗車に興味がなかったわけではありません。
むしろ、洗車好きの人が純水器を使っているのを見るたびに、正直かなり気になっていました。
ただ、自分で導入するとなると話は別です。
純水器本体を準備する必要があります。
水道につなぐ必要があります。
使った後は片付けも必要です。
さらに、純水樹脂の交換やランニングコストも気になります。
「そこまでしなくても、洗車後にちゃんと拭き上げればいいのでは?」
以前の私は、そう考えていました。
それでも最終的には純水器を導入しました。
この記事では、純水器は不要だと思っていた私が、なぜ導入を決めたのか、実際に使って何が変わったのかをまとめます。

結論|純水器そのものより、運用方法まで考えたことで導入できた
先に結論を書くと、私が純水器を導入できた理由は、純水器単体ではなく運用方法まで考えたからです。
以前の私は、純水器を毎回出して、つないで、片付けることを想像していました。
その状態だと、正直かなり面倒に感じていました。
しかし、洗車カートを作って、高圧洗浄機、軟水器、純水器、高圧ホースリールをまとめて運用できるようにしたことで、導入のハードルがかなり下がりました。
現在は、
軟水器 → 純水器 → 高圧洗浄機
という流れで接続し、インラインTDSメーターで純水の状態を確認しながら使っています。
純水器を導入して一番変わったのは、洗車中の気持ちの余裕です。
特に202ブラックのSAIを洗う時は、水滴跡を気にしすぎずに済むようになりました。
純水器に興味はあった
純水器には、かなり前から興味がありました。
洗車動画やブログを見ていると、純水洗車という言葉はよく出てきます。
最後のすすぎに純水を使えば、水滴跡が残りにくい。
拭き上げに余裕が出る。
黒い車や濃色車には相性が良い。
そういう情報を見るたびに、「いいな」と思っていました。
私の愛車は202ブラックのSAIです。
黒いボディは、汚れも水滴跡もかなり目立ちます。
洗車後に少しでも水滴が残ると、乾いた跡が気になります。
特に暑い時期や風のある日は、洗っている途中から水が乾いていく感覚があります。
だから、純水器があれば楽になるだろうなとは思っていました。
それでも、なかなか導入までは踏み切れませんでした。
不要だと思っていた理由
純水器が気になっていたのに導入しなかった理由は、いくつかあります。
まず、普通に洗車して拭き上げれば何とかなると思っていました。
実際、純水器がなくても洗車はできます。
シャンプーで洗って、水で流して、しっかり拭き上げれば、それなりに綺麗になります。
次に、準備と片付けが面倒そうだと感じていました。
純水器は小物ではありません。
水道につなぎ、ホースをつなぎ、使った後は片付ける必要があります。
毎回それをやると考えると、少し気が重くなりました。
さらに、純水樹脂の交換コストも気になっていました。
純水器は買って終わりではなく、使えば使うほど純水樹脂も消耗します。
そのため、「自分の洗車頻度で本当に必要なのか」と迷っていました。

導入のきっかけは洗車カートだった
純水器導入の大きなきっかけは、洗車カートの構想でした。
洗車道具が増えてくると、洗車前の準備がどんどん面倒になります。
高圧洗浄機を出す。
ホースをつなぐ。
電源を取る。
ホースリールを準備する。
ここに純水器まで追加すると、さらに手間が増えると感じていました。
そこで考えたのが、洗車道具をまとめてカートに載せる方法です。
高圧洗浄機、静音BOX、軟水器、純水器、高圧ホースリールをカートにまとめれば、毎回ひとつずつ運ぶ必要がありません。
カートごと水道とコンセントの近くまで移動すれば、準備がかなり楽になります。
この運用方法を思いついたことで、純水器導入のハードルが一気に下がりました。
純水器単体で考えていた時は面倒に感じました。
でも、洗車カートの一部として考えると、「これなら使い続けられそう」と思えました。
軟水器との組み合わせも決め手になった
純水器を調べているうちに、軟水器との組み合わせにも興味が出てきました。
私の場合、純水器の前に軟水器を入れています。
現在の接続順は、
軟水器 → 純水器 → 高圧洗浄機
です。
この形にした理由は、純水器の前に軟水器を入れることで、純水器側の負担を少しでも減らしたいと思ったからです。
実際にどれくらい効果があるかは、水質や使用量によって変わると思います。
ただ、自分の中では、純水器だけで運用するよりも納得感がありました。
また、軟水器は再生して使える仕組みがあるため、純水器単体で運用するよりもランニングコストを考えやすいと感じました。
このあたりも、導入を決める理由のひとつになりました。

インラインTDSメーターで状態を見えるようにした
純水器を導入するなら、TDS値も見えるようにしたいと思いました。
純水器は、使い続けるといつか純水樹脂の交換が必要になります。
その判断を感覚だけでやるのは不安です。
そこで、インラインTDSメーターを取り付けました。
これにより、洗車中でも純水器出口のTDS値を確認できるようになりました。
実際に純水器出口で0ppmを確認できると、かなり安心感があります。
特に202ブラックのSAIを洗う時は、最後のすすぎで0ppmを確認できるだけでも気持ちが楽です。
以前は、水道水で流した後に急いで拭き上げていました。
今は、最後に純水を使えるので、少し余裕を持って作業できます。
導入して一番変わったのは気持ちの余裕
純水器を導入して一番変わったのは、洗車中の気持ちの余裕です。
洗車後の水滴跡を気にしすぎなくてよくなりました。
もちろん、純水器を使えば拭き上げが完全に不要になるとは思っていません。
私も洗車後は小型ブロワーを使ったり、軽く拭き上げたりしています。
ただ、水道水だけで洗っていた時よりも、乾きに対する焦りはかなり減りました。
特に暑い時期は、水が乾くのが早いです。
パネルごとに洗って流すようにしていても、黒いボディでは水滴跡が気になります。
純水を使えるようになったことで、洗車中に焦る場面が減りました。
これは、実際に使ってみて一番大きな変化でした。

夏場や黒い車ではありがたさを感じやすい
純水器のありがたさを特に感じるのは、夏場や天気の良い日です。
気温が高い日は、水滴が乾くスピードが早いです。
風がある日も、水分が残りにくい代わりに、乾くのが早く感じます。
202ブラックのSAIは、乾いた水滴跡がかなり気になります。
洗車中に少しでも水が乾くと、あとから気になってしまいます。
純水を使えば、水滴跡を完全にゼロにできるというわけではありません。
それでも、水道水だけで洗っていた時より、気持ちの余裕はかなりあります。
私の場合は、真夏は全工程純水にすることも考えています。
通常時は純水を使いすぎないように、最後のすすぎに集中して使う運用にしています。
導入前に心配していた準備と片付けはどうなったか
導入前に一番心配していたのは、準備と片付けでした。
純水器を毎回出して使うなら、たぶん面倒になっていたと思います。
しかし、洗車カートにまとめたことで、この心配はかなり減りました。
カートに純水器、軟水器、高圧洗浄機、ホースリールをまとめているので、洗車前はカートを移動して接続する流れになります。
もちろん、完全に何もしなくていいわけではありません。
ホースをつなぐ必要はあります。
電源も取ります。
TDSメーターの数値も確認します。
それでも、毎回ひとつずつ機材を運ぶよりはかなり楽です。
導入前に感じていた「純水器は面倒そう」という不安は、洗車カート化でかなり解消されました。
純水器を導入してよかった人
私が実際に使ってみて、純水器が向いていると感じるのは次のような人です。
- 黒い車や濃色車を洗っている人
- 水滴跡が気になる人
- 夏場や日差しのある時間に洗車することがある人
- 自宅洗車で高圧洗浄機を使っている人
- 洗車後の拭き上げに焦りたくない人
- TDSメーターで数値を確認しながら使いたい人
- 洗車カートなどで運用を固定化できる人
特に黒い車を洗っている人は、純水器の安心感を感じやすいと思います。
私も202ブラックのSAIを洗っているので、導入前よりかなり気持ちが楽になりました。
まだ不要だと思う人
一方で、純水器が必須だとは思っていません。
次のような人は、まだ急いで導入しなくてもいいと思います。
- 洗車頻度が少ない人
- すぐに拭き上げできる環境がある人
- 白系や水滴跡が目立ちにくい車を洗っている人
- 洗車道具を増やしたくない人
- 準備や片付けをできるだけシンプルにしたい人
- ランニングコストをかけたくない人
純水器は便利ですが、道具が増えるのは事実です。
接続も必要です。
TDS値の確認も必要です。
純水樹脂の交換も考える必要があります。
そのため、洗車スタイルによっては、無理に導入しなくてもいいと思います。
私の場合は、202ブラックのSAIを洗っていること、洗車カートで運用できること、軟水器と組み合わせられることが導入の決め手になりました。
導入するなら運用方法まで考えた方がいい
純水器を導入するなら、買う前に運用方法まで考えた方がいいです。
どこに置くのか。
水道からどうつなぐのか。
高圧洗浄機の前に入れるのか。
純水器単体で使うのか。
軟水器と組み合わせるのか。
TDS値はどう確認するのか。
使った後はどこに片付けるのか。
このあたりを考えずに買うと、準備や片付けが面倒になって使わなくなる可能性があります。
私の場合は、洗車カートを作ったことで運用方法が決まりました。
そのおかげで、純水器を導入しても無理なく使えています。
純水器そのものだけでなく、どう使うかまで考えるのが大事だと感じています。
まとめ
以前の私は、純水器は不要だと思っていました。
興味はありましたが、準備や片付け、ランニングコストを考えると、自分にはまだ必要ないと思っていました。
それでも導入を決めた理由は、洗車カートで運用できる形が見えたからです。
高圧洗浄機、軟水器、純水器、高圧ホースリールをまとめて管理できれば、毎回の準備と片付けの負担を減らせます。
さらに、軟水器と純水器を組み合わせ、インラインTDSメーターで0ppmを確認できるようにしたことで、安心して使いやすくなりました。
導入して一番変わったのは、洗車中の気持ちの余裕です。
特に202ブラックのSAIを洗う時は、水滴跡を気にしすぎなくてよくなったことが大きいです。
純水器は、すべての人に必須の道具ではありません。
ただ、黒い車や濃色車を洗っている人、水滴跡が気になる人、洗車カートなどで運用を固定化できる人には、かなり心強い道具だと感じています。


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